学習について

どんな人が工業高校に向いているのですか?
「工業高校」と聞いて気になった人は、誰でも向いていると思いますよ!
特に、
・ものづくりが好きな人
・新しいものを考えたり、カタチにすることが好きな人
・完成を目指してコツコツと積み重ねができる人
・体を動かして、体で技術を身に付けることが好きな人
に当てはまれば、工業高校で楽しく充実した生活を送れると思います!
学科の違いがよくわかりません・・・。
 本校には「機械科」、「電気科」、「電子科」の3学科があります。それぞれを具体的に説明すると、
機械科・・・工作機械による機械加工、溶接・鋳造、ロボット制御など、ものづくり
に必要な幅広い知識と技術力・実践力を身に付けます。
電気科・・・生活を支える電気について、発電(つくる)から送配電(送る)、さらに電
気を使った身近な電機器設備などを広く学びます。
電子科・・・音響・映像機器などの基本となる電気・電子技術、ネットワークや無線な
どの通信技術、コンピュータ・自動制御などの情報技術の3つをバランス
よく学びます。
特に、電気科と電子科は
「コンセントを境に、家の外側は電気科、内側は電子科」と考えるといいです。詳しくは「本校への進学を考えている皆さんへ」をご覧下さい。
砺波工業高校の魅力(特徴)は何ですか?他の工業高校と違いはありますか?
地元に密着した砺波地区唯一の工業高校として、次のような魅力があります。
・少人数の展開授業による着実な学力向上
・1人1人を取り残さない丁寧な教科指導と進路指導
・個性と協調性を伸ばす部活動
・社会に出て行くための人間性を育てる生徒指導
を柱として、アットホームな中にも目標を持って学校生活を送っています。
各工学部の活動やeスポーツなど、本校独自の活動にも力を入れています。
普段はどんなことを学習しているのですか?
普通科高校と同じ国語・数学・英語・体育などの授業をおよそ60%、各学科の専門的な授業を40%学習しています。(%は学年によって違いがあります)
月~金曜日まで、50分授業を6時限まで行っています。専門科目では、2時限・3時限を連続して行う授業もあります。(実習や課題研究など)
実習ってどんなことをするのですか?
 工作機械やパソコンなどを使って、実際にものを作ったり、パソコン上で作図したりする授業です。多くの生徒が「実習がおもしろい、好きだ」と言っています。
主な内容としては、
機械・・・溶接・鋳造、旋盤・フライス盤などの操作、Arduino制御などのプログラミン
グ、製図、CAD、3Dプリンタなど
電気・・・電気工事、直流電源製作、各種電動機、高電圧、模擬送電線、発電機、
三相同期電動機など
電子・・・論理回路、リモコンカー製作、Arduinoマイコン、PLC制御、各種センサ、スマ
ホアプリの基礎、ラジオの仕組み、液晶表示など
1年生は、それぞれ専門分野の基礎となる項目を幅広く学びます。
2・3年生からは、少しずつ高度な実習内容が増えますが、ステップを踏みながらすすめていくので、安心して授業を受けられると思います。
(詳しくは「学科紹介」のページへ)
課題研究とは何をする科目ですか?
少人数のグループを作り、それぞれ課題を発見し、問題点を整理しながら解決方法を探究する科目です。1年間をかけてグループで共同製作して、発表することを目
標に活動します。
工業の科目は難しいって聞いたのですが...。
初めはみんな初心者です。心配はいりません。
新しい科目は「基本のキ」から始めるので、きちんと授業を受ければ大丈夫です。
工業科目では、専門的な言葉がたくさんあるので、最初は戸惑うかもしれませんが、先生や先輩に聞きながら学習すると自然に身につきます。
オープンハイスクールに参加した方が入試に有利ですか?
入試にはまったく影響はありません。
オープンハイスクールは、皆さんに本校をより詳しく知ってもらい、進路選択に役立ててもらうことを目的としています。